azukinako0515のブログ

シングルマザーになった私の育児と離婚と日常のブログ

おばあちゃんと介護福祉士

こんばんは(*'▽')🌙

 

 

今日も皆様お疲れ様です☆彡

 

 

今日は私がなんで介護福祉士になったか

ちょっと語ってみたいと思います。

 

 

私は自分のおばあちゃん(母方の祖母)が

大好きで、人生の中での最愛の人です。

 

 

何をする時も私と弟の味方でいてくれて

怒られた記憶もほぼありません。

 

 

私達家族は宮城県

おばあちゃん家は山形県

 

片道2時間半ほどかかります。

 

 

長期休暇は必ずおばあちゃんの家に

泊まりに行くのがお決まりでした。

 

弟もおばあちゃん(もちろんおじいちゃんも)

が大好きで、おばあちゃんの家に行く日は必ず

今まで喧嘩した事をお互いすべて許せるほど

テンションがぶち上がっており

 

私「今まで喧嘩したこと、ぜぇーんぶごめんね?」

弟「僕も、ぜぇーんぶごめんね!!!」

 

と、やり取りもお決まりでしたwww

 

取っ組み合いしたって、思いつく限りの

悪口を言い合ったって

どんだけ号泣して喧嘩したって

おばあちゃんの家に行けるとなれば

なんでも許せちゃう程嬉しかったのです。

 

 

2.3泊で帰って来ることが多かったですが

帰る日には帰りたくなくて

幼稚園児なのに大きな荷物を二階の端の部屋の

端っこに引っ張って持っていき

帰れないようにしていました。

 

 

ま、あっけなく持ってかれるんですけど( *´艸`)

 

車の窓越しにバイバイして

空の雲すらおばあちゃんとおじいちゃんの顔に見え

ずっと泣き続けて、途中くらいには泣き疲れて寝る。

 

起きたら自宅の駐車場。

 

現実に戻ります。

 

 

そんなおばあちゃん子な私

 

中学校の頃には「人のお世話をする仕事がしたい」

思うようになり、保育士も考えました。

 

でも、高齢者社会になりつつあり、介護疲れからの

心中や悲しいニュースが目立ってくる時代でもありました。

 

 

”自分のおばあちゃんを、自分で介護できれば”

 

大好きだからといって全て出来るわけではない

知識なしよりもプロになればいいのではないか。

 

 

そう考えるようになりました。

 

幸い、下の世話への抵抗はなく、老人全般が

かわいく思え、関わることが好きな性格でした。

 

認知症に関しては理解を深めれば大丈夫だと

謎の自信はありました。

 

体力にも自信はある。

 

 

 

(*'▽')「問題ないやん」

 

 

高校生になり、進路を決めるとか考えるまでもなく

”介護の専門学校”

と自分の中では決めていましたが

 

 

 

進路面談も兼ねた三者面談で、担任に

「ずんだは介護の専門希望だけどいいんだな?」

 

と聞かれ、私は「はい」と。

 

担任「お母さんも、よろしいですか?」

 

”はい、そうですね。”

 

で終わりかとおもたら

 

母「・・・私は、正直反対です」

 

 

えぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?!?!?

( ゚Д゚)( ゚Д゚)⚡!!⚡!!⚡!!!!!!

 

 

母「でも、この子の人生ですし、やりたいのであれば

応援したいと思います。」

 

とのことで面談終了ww

 

 

今まで私のやりたいことをさせてきてくれた両親が

まさかの将来の夢反対!!!W

 

 

正直びっくりしましたが

母は

「ずんだがやりたいなら良いと思う。けど、低賃金で重労働

きつい、汚い、そんなにつらい仕事が務まるのか不安」と。

 

 

父は、私と母がこの話をしている時

近くで聞いていましたが、今までもなにをするにも

あまり意見を言ってこなかった父が重い口を開くと

 

「自分の娘が、そんなにもつらい仕事を

わざわざ資格とってしてほしくない。

人の死にも関わるだろうし、その場に直面していくことに

ずんだが堪えていくのを見ているのが辛いな。」

 

と、話しながら、父の声は震えていました。

 

 

父は泣いていました。

 

父の涙は、その時までで父方の祖父が亡くなった時と

母方の祖父が亡くなった時の2回。

 

 

人生で父の涙をみた3回目がまさか

自分の進路のことで、私を心配しての涙だとは

思ってもいませんでした。

 

驚いて、母と顔を見合わせて( ゚Д゚)こんな顔に

なったのは覚えていますw

 

 

 

すこしは介護について勉強や情報収集

職場見学はしたことがあり、それでもやりたいと

思っていた私は

「そんなにも辛くて大変で苦しいだけの仕事だと

思われているのか」

とびっくりしました。

 

 

イメージも変えたいし、ゆくゆくは

父・母の為にもなる職種だと思うとメリットも

多く感じられて進路決定し介護福祉士を無事取得しました。

 

 

 

おばあちゃんがきっかけを作ってくれて

おばあちゃんに伝えた時は

「ずんだは優しいし、面倒見がいいから

合った仕事だと思うよ」

 

 

父や母のように心配もあったと思いますが

絶対に否定はせず、良いところを見つけて

私を肯定してくれるおばあちゃん。

 

 

料理上手で、ふざけるのもすきで、お酒がすきで

いつも座る暇ないくらい動いていて、みんなの事見てて

気遣いが上手で、優しくて、笑い上戸で沢山遊んでくれて。

 

そんなおばあちゃんが大好きでした。

 

介護士1年目の冬、おばあちゃんは天国へいきました。

 

 

 

まだまだ未熟だけど、介護士になった姿を見せられてよかった

 

 

いつも職場での話を楽しそうに聞いてくれたおばあちゃん。

「もっと話ないの?」

って聞いては笑ってきいてくれました。

 

 

実際におばあちゃんの介護をすることはできなかったけど

何も恩返しできなかったけど、最期に大好きで大事で

ってことは伝えられた。

そしたらおばあちゃんは

「ばあちゃんも、毎日ずんだ何してるかなー、弟ずんだは

学校かなーって考えったよ。」

と、手を握りながら話してくれました。

 

お見舞いに行って伝えた三日後、旅立ちでした。

 

 

10年経った今でも、思い出しては涙止まらなくなる。

 

 

本当に”愛してる”と思える人でした。

 

 

 

今でも介護士になって後悔したことはないし

なんなら天職だと思っています。

 

 

この仕事にめぐり合わせてくれてありがとうと

感謝したいです。

 

 

 

 

 

 

ながながとお読み頂いた方、ありがとうございました。

 

 

泣きすぎながら書いたのでこの辺で終わりたいと思いますwww

 

 

明日も仕事だ!!!

 

皆さんも頑張りましょー('ω')ノ♫